MENU

色の器に、コーヒーの余韻を乗せてORIGAMI(Tokyo Coffee Festival 2025冬)

会場の一角だけ、急に色彩が濃くなる場所があった。
テーブルの上に広がるのは、ORIGAMIドリッパーのカラーパレット。
パステルからビビッドまで、円錐形の器が波のように並んでいる。

その手前に、ふっくらとしたシルエットのカップがいくつか。
マットな黒、やわらかなピンク、淡いグリーン、白。
通り過ぎるつもりだったのに、視線が黒いカップに吸い寄せられて、
足が止まってしまった。

「家でつかうマグカップが欲しい」と思っていたタイミングと、
一目惚れしたカップとが、ここでぴたりと重なる。

第一章|ORIGAMIという、抽出からはじまる器の世界

ORIGAMI は、美濃焼をベースにしたコーヒー器具ブランド。
多彩なカラーリングのドリッパーはもちろん、抽出後のコーヒー
をどう楽しむかまでデザインが行き届いている。

フェスのブースには、ドリッパー/ハーモニーカップ/
センサリーフレーバーカップ
がきれいに並び、
説明パネルには豆の産地や抽出レシピと一緒に、器の特徴も丁寧に
書かれていた。

コーヒーの器というより、
「コーヒーの香りをどんな形で受け止めるか」を選ぶ道具たち、という印象
に近い。

第二章|センサリーフレーバーカップ マットブラックと、白い相棒

今回連れて帰ったのは、センサリーフレーバーカップ マットブラック
ボディは下に向かってふわりと膨らみ、飲み口に向けてすぼまっていく形。
カップの中で香りがゆっくり広がり、口元でふわっと立ち上がるようにで
きている。

マットブラックの質感は、光を飲み込むように落ち着いていて、手に持つと、
指先まで「今日の一杯をちゃんと味わおう」という気持ちがスイッチされる。

さらに、2,000円以上の購入特典として、小さな白いマグカップも一緒にお迎えした
ころんとしたシンプルなシェイプで、マットブラックと並べるとコントラストがきれい。
日常の一杯は黒で、自分以外の誰かと飲むときは白で。
そんなふうに、コーヒーの時間を分け合うイメージが自然と浮かんでくる。

第三章|家のテーブルで続く、フェスの余韻

帰宅してテーブルの上にカップを置くと、
さっきまでのフェスのざわめきが、少しだけ形を変えて戻ってくる。

マットブラックのセンサリーフレーバーカップに、いつものコーヒーを注ぐ。
立ち上がる香りは、いつもより少しだけ立体的で、
一口飲んでから飲み込むまでのあいだに、酸味と甘さの層がゆっくりほどけていく。

隣には、BITTY さんのケーキと特典の白カップ。
ひとりなのに、席が一つ増えたみたいで、
テーブルが少しだけ「誰かを待っている」空気をまといはじめる。

器が変わると、いつものコーヒーも、フェスの続きのような一杯になる。

喫茶叙景文 ~カラーパレットの中で足を止める~

朝と夜のあいだみたいな色のマグが、
テーブルの上で静かに光を吸い込んでいる。
隣で白いカップが、まだ誰もいない席を一つだけ空けている。

淹れたばかりのコーヒーを口元に運ぶたび、
フェスのざわめきと、人の列と、カラフルなドリッパーが、
カップの縁からふわりと立ち上がってくる。

黒い器は自分の時間を深くするために、
白い器はいつか誰かと分け合うために。

手の中の小さなカップが、
これから続いていくコーヒーの朝を、 quietly 予約している。

店舗概要

1 ブランド:

ORIGAMI(オリガミ)

2 主なアイテム:

・ORIGAMIドリッパー(多色展開の円錐ドリッパー)
・ハーモニーカップ
・センサリーフレーバーカップ ほか

3 特徴:

・コーヒーの香りや味わいを引き出すことを前提にデザインされた器
・豊富なカラーバリエーションで、店舗用にも家庭用にも合わせやすい
・ドリッパー/カップ/サーバーなど、抽出からサーブまでトータルで揃えられる

5 最新情報:

公式サイト。

表示できるコメントはありません。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする