今回ご紹介するのは、コーヒー器具ブランド「Tarachine(たらちね)」さんです。
代表的な製品「Conical 30Single Coffee Dripper」は、一般的な円錐型ドリッパーとは異なり、30度という独自の角度で設計されたアイテムです。
少量抽出でもしっかりと粉の厚みを保ち、香りとコクを引き出せるように工夫されています。
今回はその大切にしている”新たな抽出体験”についてお話を伺いました！
こだわりについて
V60開発者が手掛けた”使いやすさとデザインの融合”
Tarachineのドリッパー「Conical」はコーヒー好きの間で広く知られるハリオ社の「V60」を開発にした方が、デザインに関わっているそうです。そのためV60の特徴や設計思想を受け継ぎつつも、Tarachine独自の発想で再構築されたモデルです。
名前の「30」はV60の”半分”という意味が込められており、まさにその数字がこだわりを象徴しています。
30度という浅めの角度で設計されたこのドリッパーは、粉の層をしっかり保ちながらも抽出スピードを調節しやすく、少量でも薫り高いコーヒーを淹れられるのが特徴です！
また、他社製品では「27度設計」のドリッパーもあり、専用のフィルターしか使えない場合多い中、
Conical30は一般的なV60のサイズのペーパーフィルターが使用できる点も大きな魅力です。
スーパーや100円ショップなどで手に入るフィルターを使える“汎用性の高さ“は日常使いにおいても嬉しいポイントです。
この”使いやすさ”と”こだわり”そして特許による確かな技術力のバランスこそがTarachineらしいモノづくりの姿勢ともいえます。
製品の特徴
味わいを変える30度のこだわり設計
この「Conical30」は、発売から3～4年の比較的新しい商品ですが、実は開発当初から独自設計として特許を取得しているそうです。
発表から約１年後に他社からも似たような角度設計(27度)の商品が登場しましたが、Tarachineのドリッパーの方が先に登場していたとのこと。
また。大手ブランドの影に隠れてしまうこともあるそうですが
その分、イベントや展示会を通して一人ひとりに丁寧に魅力を伝えていきたいと、スタッフの方は語ってくださいました。
製品そのものの完成度だけではなく、
「正直に誠実に良いもの届けたい」という姿勢こそが、Tarachineの真のPRポイントなのかもしれません。
①独自の”30度設計”で生まれる深み
一般的なドリッパーが60度の角度を持つ中、V30は30度の浅めに設計。
その分、コーヒー粉の層が厚くなり、味が薄くなりにくい構造に。
少量でもしっかりとコクのある味を引き出せます。
②ネル仕様のフィルター構造とお手入れのしやすさ
専用のネルフィルターは「裏起毛」を「表起毛」に設計変更
これにより、通常よりもお手入れがしやすく、日常使いに最適。
また、ペーパーも一般的な市販品(スーパーや100円ショップなど)で対応可能。
③少量でもしっかり味わえるエコ設計
付属のスプーンは「8g/10g/12g」の3段階
通常でも15ｇが必要なところ、8ｇでもしっかり抽出できる構造に。
豆の高騰が続く中、「無駄なく楽しめる節約設計」としても高評価
④スパイラル構造による理想的な抽出スピード
お湯が”早すぎず”、”遅すぎず”流れるよう、内部にスパイラル設計を採用。
この緻密な設計で、少量の豆でも香り高いコーヒーを再現。
１杯(約150ml~180ml)が約２分で完成。
⑤カラーバリエーションと素材展開
プラスチック製(4色展開)
一番人気はクリアタイプ。抽出の流れが見えて楽しいと好評。
新色のレッドは透明感のある赤で「おしゃれ」と人気上昇中
有田焼モデル
「桜」「波」「赤富士」などの和柄デザイン。
海外のお客様には日本のお土産として特に人気
⑥まとめ：機能性と美しさの両立
少量でもしっかりとした味を出せる設計、日常使いのしやすさ、
更に”見て楽しめる美しさ”まで兼ね備えたドリッパー。
まさに「美しさと実用性の融合」といえる一品。
こんな方にオススメ！
忙しい朝にも一人時間にも寄り添うドリッパー
スタッフの方ご自身も、自身いこの[Conical30]をご自宅で愛用されているそうです。
「朝の忙しい時間に、サッと自分の分だけ淹れたい時や、一気に少量を美味しく作りたい時にとても便利なんです」と話してくださいました。
また、ご家族・友人が来た時にも大活躍！
「豆の産地や焙煎の違いで好みが分かれることも多いので、２つ持っていればそれぞれの味を楽しんでもらえるんです！」とのこと。
一人分ずつ抽出できるので無駄なく、味を変えて飲み比べもできるのが魅力です。
さらに角度のあるデザインのおかげで豆の層がしっかりと暑くなり、味が薄くならずコクのある一杯が淹れられるのも特徴です。
お客様の声
手軽さとデザイン性の両立が好評
実際に使用されているお客様からは、様々な嬉しいお声が寄せられています。
「手軽にコーヒーを淹れられるのが良い」「抽出の流れが見えるのが面白い」といった声が多く、
日常の中で淹れられる過程も楽しめるどりっぱー」として好評を得ています。
また、その独特のフォルムについても「形が可愛らしい」「見た目がおしゃれでインテリアとしても映える」といった感想が寄せられています。
イベント会場では、「これ知っている！」「気になってた！」という声も多く、
コーヒー好きの方々から注目」を集めている様子がうかがえました。
特に「V27のドリッパーは気になるけれど、V30のデザインの方が好み」という方や、
「一般的なペーパーが使えるのが便利」といった実用性とデザイン性の両面で高く評価されているようです。
今後の展望
四季を感じるデザイン展開と広げるコーヒーの楽しみ
今後の展開について伺うと、スタッフさんは少し照れながらも、目を輝かせて話してくださいました。
「このデザイン、可愛くて一目惚れしたんです。今は桜の柄なんですが、四季をテーマにしたシリーズーーひまわり・紅葉、椿など、季節を感じられるデザインがあったら素敵だなと思っています。」と語ります。
さらに今後は和柄だけではなくゴッホなどの絵画デザインや、アニメ作品とのコラボレーションにも可能性を感じているそうです。
「そうした展開ができれば、これまでコーヒーにあまり関心がなかった方にも興味をもっていたただけるきっかけになるかもしれません」と、
コーヒーの新しいファン層との出会いにも期待を寄せていました。
スタッフさんからの柔らかな言葉の中にも”デザインでコーヒーの世界を広げたい“という情熱がしっかりと感じられました！
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