私が訪れる喫茶店ではペーパードリップでコーヒーを淹れているお店が多く、金属フィルターで抽出されたコーヒーを飲む機会や、実際にそのフィルターを見る機会がほとんどありませんでした。
今回、MacMa(マックマー)様のスタッフさんにお話を伺う中で、金属フィルターやチタン製器具の魅力を知り、コーヒーに対する知識や考え方がさらに広がりました。
素敵な製品づくりをされているマックマーさんについて、お話をまとめていきます!
会社概要
MacMaさnは「ティータイム創造企業」として、
“暮らしの中にほっとする瞬間を生み出す” そんな製品づくりを行っています。
2007年の設立以来、「Design and Function(デザインと機能)」を開発テーマに掲げ、
他にはないデザイン性と使いやすさを兼ね備えた製品を生み出してきました。
その代表的な製品の一つである「ツインキャップボトル」は、 2011年の発売以来、シリーズ累計出荷本数が50万本を突破。 さらに2013年秋には、特許を取得した「ジェイプッシュ」をリリースしました。
2016年からは日本国内にとどまらず、アメリカをはじめアジア・ヨーロッパなど
世界各国へと販路を広げ、グローバルに展開しています。
MacMaさんは「誠実であること」「創造的であること」「挑戦的であること」を経営理念に掲げ、
世界中のサプライヤーやお客様と共に成長していくことを使命とされています。
その実現のため、どの国においてもコンプライアンスを遵守し、
フェアで誠実なビジネスを行われている会社様です。


商品開発のきっかけ⁉
商品開発のきっかけいついて伺うと、
「ダブルメッシュのドリッパーは、金属フィルターでしっかりとオイルを抽出できるドリッパーを作りたい、という思いから始まりました」と教えてくださいました。
ただし、金属フィルターには”微粉が混ざりやすい”というか課題があり、
「できるだけ微粉が少なく、澄んだ味わいを実現したい」と研究を重ねたそうです。
試行錯誤の末にステンレスの板を二重構造にし、
さらに穴のサイズを調節するなど、細部にまでこだわり抜いた結果、
微粉を抑えながらもコーヒーオイルをしっかりと抽出できるダブルメッシュドリッパーが完成しました!

他社とのちがい!
MacMAさんのドリッパーは、ステンレスの薄い板を二重に重ね、表と裏で微妙に穴の位置をずらして作られています。
そのため、ひとつとして完全な丸穴がなく、抽出の際に微粉がフィルターを通り抜けにくい構造になっています。
この設計により、出来上がったコーヒーは少なく。口当たりが非常に滑らかになります。
目指しているのは「ペーパーフィルターにできるだけ近づけること」。
同時に、ペーパーでは吸い取られてしまうコーヒーオイルをしっかりと抽出できるよう設計されており、
すっきりとした飲み口の中にも、豆本来のコクと香りを感じられる一杯を実現しています。
こんな方にオススメ!
コーヒー好きな方、そして普段のペーパーフィルターを使用している方にこそ、ぜひ一度使ってほしいアイテムです。
ペーパーでは味わえない、金属フィルターならではの”コーヒーオイルの深み”や”まろやかな口当たり”を感じていただけるはずです。
同じ豆でも、抽出方法によって味わいがこんなに違うのか、その発見を楽しんでいただければと思います。
最後に今後の展望について!
MacMAさんでは、「デザインと機能を兼ね備えた、他にはないものを作り続けていく」ことをコンセプトとしています。
その一環として、現在は新製品のチタン製ドリップポッドを開発をしています。
チタンは金属イオンを発生させないため、身体への親和性が高く、安心して長く使える素材として注目されています。
今後も、こうした新たな素材を活かしながら、デザイン性と機能性の両面でこだわり抜いた製品を展開していきたいと語ってくださいました!

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