keinzu– Author –
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喫茶録
ソフトクリームの街角で、濃厚スイーツが静かに牙を剥く—— 志木・cafe.So
志木の住宅街。大きな目的地ではない場所に、人が「少しだけ立ち止まる理由」がある。 買い物袋を下げた手を一度止め、ドアを開ける。それだけで、日常の速度が少し落ちる。 cafe.Soは、長居するためのカフェではない。けれど、記憶に残るための設計は、き... -
喫茶録
静かな街角で、ありのままの一杯を ― 志木・ハリネズミコーヒーを巡る ―
志木の住宅街を歩いていると、不意に赤いロゴと小さな看板が視界に入る。 派手さはない。けれど、近づくほどに「ここはコーヒー屋だ」と分かる静かな存在感がある。 テイクアウト専門。それだけを聞くと、通り過ぎてしまう人もいるかもしれない。 けれどこ... -
豆と味
ありのままの豆が、静かに届く Authentic Coffee Supplier|インドネシア東ジャワの珈琲から
豆の袋を開けたとき、ふわりと立ち上る香りに、少しだけ時間が止まる。 それは派手さのない、落ち着いた匂いだった。甘さがあり、どこか土の気配も残していて、「これは急いで飲むものじゃないな」と自然に思う。 Authentic Coffee Supplier のコーヒーは... -
コラム・豆知識
コーヒーを読む場所がある。CoffeeGeekという、ひとつの儀式
コーヒーを淹れ終えたあと、すぐに飲まず、少しだけカップを置く時間がある。 湯気が落ち着き、香りが静かになるまでのあいだ、画面を開いて、文字を読む。 CoffeeGeek は、そんな一杯の「途中」に、よく似合う場所だ。 抽出の手順を確認するためでもなく... -
コラム・豆知識
余白を買いに行く — SCAJ2025で見つけた、道具と味と静かな熱
SCAJ2025の会場に足を踏み入れた瞬間、そこは「賑やかなイベント」というより、コーヒーという文化を編集中の空間のように感じられた。 派手な呼び込みより、静かな説明。強い主張より、選ばせる余白。 歩くたびに、「飲む」よりも「考える」ためのコー... -
喫茶録
雨の伊勢駅前で味わう、サイフォンコーヒーとサンドのモーニング|グランメール
しとしと降る朝の雨のなか、伊勢市駅の近くを歩いていると、白いタイルのビルの角に青い看板「グランメール」が見えてくる。 「喫茶・プチレストラン」という文字と、8:00〜18:00、営業中の緑の札。 旅行の一日を、ここから始めようと決めて、ガラス戸を開... -
喫茶録
「雨の外宮参道であたたまる一杯|ダンデライオン・チョコレート伊勢外宮」
外宮参道に、白い蔵を改装した静かなチョコレートカフェがある。雨の粒が石畳をたたく音を背中で聞きながら、その門をくぐると、ふわりとカカオの匂いが迎えてくれた。 この日は、伊勢店限定の伊勢ホットチョコレートと、 カカオニブがたっぷりと散ったブ... -
喫茶録
伊勢・外宮前で味わう、バターブレンドとフレンチトーストの朝|カフェ ビアンカ【伊勢・外宮参道】
外宮参道のにぎわいから、少しだけ脇に入る。軒先には所狭しと貼られたメニューと、「世界で唯一のオリジナル バターブレンドコーヒー」の看板。伊勢の朝の空気の中で、その一文だけがぽっと光っている。 扉を開けると、カウンターの奥からハンドドリップ... -
喫茶録
五十鈴川のきらめきとネルドリップ。窓辺で味わうコーヒーと「くるり」の時間 御菓子 五十鈴川カフェ(伊勢・おかげ横丁)
伊勢神宮・内宮から続く石畳を抜けると、視界の端に五十鈴川のきらめきが入ってくる。その川沿いに、木造の建物がせり出すように立っていて、白い看板に 「五十鈴川カフェ」 の文字が揺れている。 階段をのぼり、引き戸を開けると、正面には川を切り取るよ... -
日記・巡礼メモ
冬の中庭をコーヒーで満たす日。Tokyo Coffee Festival 2025冬レポート
国連大学前の中庭に着いたのは、開場まもない時間だった。白いテントがいくつも並び、真ん中には丸いスタンディングテーブルと黒いスツールがぽつぽつ置かれている。まだ誰も腰を下ろしていない椅子。湯気の代わりに、冷たい風だけがテーブルの脚をなでて...