keinzu– Author –
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豆と味
店主がつくる“チョコラテ”の魔法Life Size Cribのラテ体験記
境内の奥、陽のよく当たる一角だけ、空気の密度が少し違っていた。黒いエスプレッソマシンと、落ち着いたグレーのクロス、その上に並ぶ豆の袋。そこだけが、屋外なのに小さなカウンター席のように閉じた空気をまとっている。 列の先では、バリスタが淡々と... -
コラム・豆知識
Mörk chocolate|麹ミルクがやわらげる、カカオ85%の午後
境内の土の上に、いくつものコーヒーの列がのびている。その中でひとつだけ、カップから立ちのぼる香りが少し違うブースがある。 黒い看板には、白い文字で 「Mörk」。並んでいるのはドリップポットではなく、紙筒のパッケージとホットチョコレートの... -
豆と味
SACHIOPIA COFFEE|コーヒー屋で選んだ一杯のレモネード
境内の一角で、濃い紫のバナーがひときわ目立っていた。白い文字で大きく「COFFEE FOR ME」。その下にSACHIOPIA COFFEEのロゴ。 テーブルクロスは花柄、ブレンド名は「OCHITSUKITAI」「OMEGATAKAI」とリズムのある言葉が並ぶ。きっちりスペシャルティな... -
豆と味
熊本の水を連れてきた一杯──JUNCTION coffee roaster のゲイシャと交差する朝
川越コーヒーフェスティバルの会場で、黄緑色のショップカードが風に揺れていた。カードに印刷されたロゴは、まるで道と道が交わる記号のように見える。 名前は JUNCTION coffee roaster。拠点は熊本。遠くの街のロースターが、この日のために豆と器具と物... -
豆と味
townsfolk coffee|ケニアの酸で、川越の空がすこしだけ明るくなる
川越コーヒーフェスティバルの会場を歩いていると、白いテーブルクロスに、淡いブルーグレーのパッケージがきれいに並んだブースが見えてくる。 店名は townsfolk coffee(タウンズフォーク コーヒー)。拠点は石川県・金沢。北陸の街の焙煎所が、この日は... -
豆と味
FUJIYAMA COFFEE ROASTERS|冬キャンプの朝みたいなコロンビアを、川越で飲む
川越コーヒーフェスティバルの会場を歩いていると、青い丸い看板に 「F.C.R」 のロゴが揺れているブースがある。 山口県柳井市を拠点とする フジヤマコーヒーロースターズ。瀬戸内のロースターが、この日は川越の神社の境内に「キャンプの朝」の空気を... -
豆と味
warmth|高崎から届いた一杯の”余白”
川越の神社の境内で紙カップを受け取ると、指先に小さなあたたかさがのこる。カップのロゴには、ゆるやかな線で描かれた山の稜線のようなマーク。その下に、小さく warmth の文字。 冬の空気は冷たいのに、手のひらのあたりだけ静かにぬくもる。群馬・高... -
豆と味
Kondo Coffee Stand|サイフォンのガラス越しに見えたインドネシア
川越コーヒーフェスティバルに足を運んだ大きな理由は、イベントそのものを楽しむことだけではない。これから訪ねていきたいロースターやお店を、自分の目と舌で確かめていくための巡礼でもあった。 会場には、焙煎機も、豆の産地も、カップに込める物... -
豆と味
新座の隅っこでインドネシアに出会う。コピティアム珈琲店のマンデリン巡礼
新座市片山幹線道路から少し入った住宅街の一角に、インドネシア産スペシャリティ珈琲豆専門店の文字が入った赤いポスターが目に入る。 お店の名前はコピティアム珈琲店。シャッター付きの小さな店舗に、のぼりと手書きの看板。扉を開けると、すぐ目の... -
喫茶録
坂戸駅の家庭料理ワンプレートランチ 「Caffe えん」
坂戸駅から少し南へ歩くと、コンクリート打ちっぱなしの建物に丸いガラスがいくつも埋め込まれた壁が見えてくる。小さい看板に書かれた店名は「Caffe えん」。手書きの黒板には、その日のワンプレートランチのおかずがぎゅっと並ぶ。店に入ると、ゆるや...