2026年– date –
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道具・グッズ
午後三時、焼き菓子が珈琲に寄り添う|菓子工房 Osanji time(SAITMA コーヒーマルシェ)
白い布の上に、焼き菓子が静かに並んでいた。袋に包まれたマフィン、パウンドケーキ、レモンケーキ、缶入りのクッキー。派手に声を上げるような売り場ではない。けれど、近づくほどに、粉とバターと砂糖の気配がちゃんと立ち上がってくる。 菓子工房 Osanj... -
喫茶録
香りを“やさしく”飲ませる店|EPICE CAFE(SAITAMAコーヒーマルシェ)
会場の空気は、昼に近づくほど少しずつ熱を帯びていく。エスプレッソマシンの蒸気音、氷の鳴る音、人の笑い声。 その中で EPICE CAFE のブースは、どこか“尖っていない”。白いクロス。やわらかい色味のポップ。スヌーピーのトレー。そして、オーツミルクの... -
喫茶録
縁の湯気、夜の珈琲|トモソダチcafeCOZY(朝霞市)
歩いていると、ふっと速度が落ちる場所がある。トモソダチcafeCOZY。店先には手書きの看板。のぼり。小さな植物。ガラス越しに見える、どこか生活の延長線のような店内。 整いすぎていない。けれど、不思議と安心する。“営業している店”というより、“今日... -
喫茶録
白い店に、野菜の呼吸がある|Sunny Veggie Terrace(新座)
住宅街の道を歩いていると、白い壁の小さな店が現れる。 強く主張するわけではないのに、光の反射だけで空気が変わる。入口のガラスには、SUNNY VEGGIE TERRACE の文字。足元にはモザイクタイルで描かれた店名。実家のタイル屋を改装して始めた店——。その... -
喫茶録
小さな三杯に、研究の春が並ぶ|早稲田大学珈琲研究会【KOTO COFFEE & CRAFT MARKET】
春の光が、芝生の上に薄く広がっていた。イベント会場の空気は明るく、歩く人の足取りもどこか軽い。焼き菓子の甘い匂い、紙カップを持つ手、遠くから聞こえる会話。その中に、少しだけ異なる温度を持つブースがあった。 早稲田大学珈琲研究会。 名前を聞... -
喫茶録
赤いテントの下、湯気が果実になる|COFFEENOK【KOTO COFFEE & CRAFT MARKET】
赤いテントの内側に、午後の光がやわらかく反射していた。黒いクロスの上には、ドリッパー、サーバー、スケール、紙カップ、そして小さな試飲用の器。派手な装飾は多くない。けれど、その静かな道具の並びが、ここで淹れられる一杯の温度を先に語っていた... -
喫茶録
夜にも香る、黒い器具の静けさ|Rauhaa Koffee
屋外イベントのざわめきの中で、Rauhaa Koffee のブースは少し静かに見えた。黒いテーブルクロス。黒いケトル。黒いドリッパー。そして、光を受ける透明なガラスサーバー。派手な装飾で引き寄せるというより、抽出の所作そのものを見せる場所だった。 今回... -
喫茶録
春の市場に、毎日の一杯を置く|砂町珈琲 SUNAMACHI COFFEE【KOTO COFFEE & CRAFT MARKET】
春の市場には、少しだけ浮き立つ空気がある。テントの下を歩く人の足取り。芝生に落ちる光。紙袋の音。どこかで湯が注がれ、どこかで豆の袋が開かれる。その中に、SUNAMACHI COFFEEのブースがあった。 白いテーブルの上には、メレンゲ、フィナンシェ、フロ... -
喫茶録
木の街に、コーヒーの駅が灯る|soko station 146(KOTO COFFEE & CRAFT MARKET)
木場公園の空気には、少しだけ水辺の匂いが混じっていた。春の光が芝生を照らし、テントの白が風に揺れる。人の流れはゆるやかで、けれどコーヒーの前に立つと、その歩幅だけが少し遅くなる。KOTO COFFEE & CRAFT MARKET。コーヒーとクラフトが並ぶこ... -
日記・巡礼メモ
旅の終点に、湯気が整列する|Japan Coffee Journey in SHINJUKU(まとめ)
白い天井灯の下、湯気は「屋外の風」に揺れない代わりに、きれいに真っ直ぐ立ち上がっていた。床は明るく、音は反射して、会話は少しだけ速くなる。けれど、ドリッパーの上だけは時間の針が緩む。注がれる湯の線が一定になると、周囲のざわめきが薄まり、...